Category  |  神、品性

神の御翼の下に

アパートの近くの池にはカナダガンの親子がいます。ひな鳥はふわふわでかわいいので、散歩やジョギングの時に見たくなります。しかし、視線を合わせず、広く自由な空間をあげなければならないと知りました。さもなくば、私を脅威と疑った親鳥が、ひなを守ろうと威嚇しながら追いかけてくるかもしれないからです。

スマホで寛大さを示す

出前が時間通りに来なければ、星一つの評価をスマホで付けられます。店員の態度がイマイチならば、批判的なコメントが書けます。スマホはショッピングや交友関係の維持を手伝ってくれますが、同時に、相手を公然と評価する力を私たちに与えました。これはある意味問題です。

力ある神

ハリケーンの風が大河ミシシッピの流れを変えるという不思議なことが起きました。2021年8月、ハリケーン・アイダがルイジアナ州に上陸した時、川の水が数時間、下流から上流に流れました。

神の記憶は完璧

ビットコインで400億円以上に相当する資産を持つ人がパスワードを忘れてしまい、口座にアクセスできなくなりました。そのシステムでは、パスワードを10回間違うと口座が凍結され、財産は永久に戻ってきません。彼は10年間、必死に思い出そうとしましたが、8度の試みは失敗に終わり、2021年時点で、2回のチャンスが残されただけでした。

安全地帯

教師を引退したデビー・スティーブンス・ブラウダーは、人々に植林を推奨しています。その理由は高温対策です。アメリカの猛暑は、気候関連の死因の第1位です。その対策として、まずは植林、と彼女は語ります。樹木で日陰を作ることは、人々を守る有効な手段の一つです。それは、地域の美観だけではなく、「生きるか死ぬか」の問題なのです。

国々が一つとなる

アメリカとカナダの国境線は水陸合わせて8千800キロメートル以上あり、世界最長です。国境線を明確に示すため、そこから両側に3メートルの幅で木を定期的に伐採します。この細長い伐採地は「スラッシュ」と呼ばれ、8千以上の石碑が点在しており、どこが境界線かは一目瞭然です。

神は覚えている

ユースパスターとして教会の青年たちに関わり出したある日曜日、母親の横に恥ずかしそうに座っている少女に声をかけました。「○○ちゃん、元気?」彼女は顔を上げて私を見るとニコリとして、「名前を覚えてた」と小声で言いました。教会の大勢の大人たちの中で居場所がないと感じていたのかもしれません。名前で呼んだことで、心を開いてくれるようになりました。自分も大切な存在だと理解したのです。

星を調べる

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、2021年、各国の協力によって打ち上げられました。地球から150万キロメートル以上離れた場所に設置されて、宇宙を観察します。深宇宙をのぞき込んで、天体を観察し、その不思議を調べます。

いのちの水

アンドレアは複雑な家庭に生まれ、14歳で家を出て働き始め、友人と暮らしました。自己肯定感が低く、愛に飢えており、やがて恋人と同棲し、彼の誘いで薬物を使いだしました。飲酒は既に常態化していました。しかし、恋も酒も薬も、心の穴を埋めてくれません。彼女は探し続けました。そして数年後、数人のクリスチャンに出会いました。その人たちは、彼女に手を差し伸べて一緒に祈ってくれました。そして数ヶ月後、ついに彼女を愛情飢餓から救ってくださるお方、イエスに出会ったのです。